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【株は長期投資 その3】
個人は信用取引をやらないもの
それにしても、
信用取引・・・
をよくみなさんおやりになるなぁ・・・なんて、思ってしまいます。
信用取引とは、証券会社に小額の保証金を払い、
証券会社からお金を借り、それ以上の額の取引をするということです。
手持ち資金が少なくても、かなり大きなお金を扱えるので
魅力的!なんて思ってしまうのかもしれません。
まぁ確かに儲かれば、それなりに大きいですが、
逆の場合も忘れてはいけません・・・
損をするときも、それなりに大きいです。
ということで、信用取引は
かなりリスクがあります。
信用おやりのかたは、度胸あります・・・。
人のことは別にどうでもいいのでは?
という感じですが、これから株を始める方に、
おせっかいながらも言っておきたいのです。
信用取引をやるかどうかは慎重に
ということです。
私は度胸がないので信用取引は絶対にやりません。
もともと大金の扱い方を知っていれば
そんな大金、扱うのは簡単でない
などと思いうので、信用取引はやらないそうです。
やる必要が、ないのかもしれませんが。
しかし、なぜこれほどまでに、みなさん信用取引をおやりになるのでしょう・・・
絶対に儲かる!
という思い込みと同時に、
ネットの力
なのでは、ないでしょうか。
みなさんネット株をやる場合が多く、信用取引をやっている人が
結構多いという情報が、簡単に伝わってしまい
周りの皆もやっているから、私もやってみよう
なんて思ってしまう・・・
そんなノリなんじゃないでしょうか。
しかし、金融関係の知人が話していましたが、
大手証券会社の窓口売買で信用やっている個人投資家は
ごくわずかなようなんです。
これは、ネット証券しか知らない私にとっては不思議でした。
ネットで取引されている方々のブログなどをのぞくと、
信用取引をされている方が多いです・・・つまり、
ネット取引だからこそできるようになった
ということもあるかもしれません。
信用取引も短期取引のデイトレ同様、ネットの力によるものではないでしょうか。
ちなみに信用取引すると、私が推薦する長期投資というのはできません。
借りているお金を証券会社に返さなければいけないからです。
これを考えると、
信用取引&短期投資で大きく儲けよう!
なんて、思う人が多くなりそうです。
そうなると、証券会社の思う壺でして・・・
・信用取引→金を貸して、その利率で儲ける
・デイトレード→取引手数料で儲ける
ということになります。
私自身、もうちょっと長期投資が人気にならないかな、って
思っていたりするのですが、これってひょっとしたら、
信用とデイトレをやる人がいるから長期投資家が儲かる
と言えなくもないのではないでしょうか。
短期派が頑張って値を上げてくれているから、我々長期派が儲かっている
ということで、逆に人気にならなくてもいいかもしれませんね!
・・・長期投資。(笑)
ちなみに、短期で思い出しましたが
儲かる商売が大好きなライブドア証券のトレードパスというものがありました。
パスを購入すると、何回やっても手数料は無料というものです。
短期のデイトレさんなどの取引回数が多い人にとても魅力的です。
しかしこれは、長期投資家は必要はありません。
私も必要ないですので、申し込みはしていません。
1ヶ月で何度も取引はしませんし。
しかし、証券会社側からすれば、かなり儲かるのでしょう。
証券会社は、取引手数料で儲けなければならないので仕方ありません。
信用や短期は、証券会社側からすれば「儲かる要素」というものが
十分に含まれていて、必ずしも投資家が儲かる視点で考えていない
ということを、しっかりと頭の中に入れておかないといけません。
やはり、我々個人投資家は
株を買って、じっくりと時間をかけて寝かせて株価が上がるまで待つ
というような、方法をおすすめします。
機関投資家のように、売り買いの時間にいつも迫られていない個人投資家は、
時間を味方にしなくて、何を味方にするのでしょう?
と言ってみたりもします。
腰を据えてじっくり攻めてみたいものですね。
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